“人”がとても好きです。
彼女は、
“人”がとても好きです。
まわりを見ていると、ひとりひとりのそれぞれの出会い系が見えて、たちまちみんなが好きになります。
笑顔が可愛い人。誰にでも優しい人。聡明な人。努力をする人。臆さず自分をちゃんと出せる人。多くを語らずとも誠実な人。
ね?みんな素敵な良さがあります。
でも、彼女は思ったこと、感じたことを素直に言葉にしてしまいます。
『あなたの、こういうところが素敵だね』って
思ったことを、素直に伝えるんですが、あまり実直過ぎるのも、ときには不信に思われることもあります。
『お世辞を言って機嫌を取っている』
『自分だけ、よく思われようと媚びを売っている』
そんな風に取られてしまうことも、しばしば。
彼女はとかく争い事が苦手で、誰かが争っているととても怖くなります。
怒鳴り声や、大きな物音が響くのが、怖いんです。
だから、誰かの表情や声色の僅かな変化も、纏う空気の違いも、敏感に感じ取れてしまいます。
先に気付いてしまう故に、気付かない人よりもそのいさかいに巻き込まれやすいのです。
そんな、バカが付くほど正直な彼女は。
彼女は並の人以上に
人の言葉を素直に信じて、
深く愛してしまうのです。
…彼女には以前、5年の時間を共にした彼がいて、結婚の約束もしていましたが…彼から別れを告げられました。
つらい気持ちはあるのに、それ以上に優しくしてくれた記憶や、彼の良さを思い出して
責める気持ちも、嫌うこともなく…ただ感謝の気持ちだけでした。
でも、素直な心と、深い愛の代償。
彼女は、自分を許すことができません。
相手を許す代わりに、自分を責めてしまう。
仮に100%相手が悪くても、「もっと自分が気付いてあげればよかった。自分が思いやれればよかったのに」と、相手が許せる代わりに自分が許せなくて。。
長い時間を経て、彼女の心は自分自身に傷付けられました。
誰かを好きになればなるほど、どんどん不倫SNS。
自分が嫌い故の、自分不信。
でも、ある人が教えてくれました。
愛情の使い方の比率が、相手用 : 自分用で
10:1
なら、自分への比率を無理に増やさなくても
100:10へ。
そして1000:100へ。
そのまま愛を育てていけばいいんだよと。
彼女は、その言葉に心が救われました。
やっと、自己嫌悪の中に消え入りそうだった”自分”と出会えた気がしました。
愛の因果率と、両極性。
ある彼女の、お話。
関連記事
タグ
2012年1月25日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:恋について

